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【公園だより】曼珠沙華

'23.09.15

曼珠沙華

「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」は、古代インドのサンスクリット語で「天界に咲く花」という意味。

おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ているそうです。この曼珠沙華、一般的には「彼岸花」という名前の方が馴染み深いかも。

さて、植物の多くは日照時間によって季節を知り、開花しますが、この花は日照時間ではなく、気温で開花の時期を決めているそうです。

最低気温がある程度まで下がってくると開花し始めるようで、気温がなかなか下がらないと開花の時期も遅れるみたいで、今年はやっと園内のあちこちで花茎を伸ばしはじめました。

猛暑の影響か、昨年に比べると一週間から十日ほど開花が遅くなっているのも頷けますね。

気が付けば、あと一週間もすれば「秋の彼岸」。ちょうどその頃に見頃を迎えそうです!



~ 暑さ寒さも彼岸まで ~

秋は、そこまで来ています。今しばらくのご辛抱を・・・!

赤羽自然観察公園管理事務所