公園だより

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  • '24.04.19 【公園だより】穀雨の候

    穀雨の候   4月も後半に入り穏やかな気候を迎え、モミジ、ケヤキ、クヌギなどの落葉樹も若葉が茂り気持ちのいい季節となってきました。 穀雨(こくう)とは、「雨生百穀(うりゅうひゃっこく)」の言葉から、穀物を育てるには絶好の気候であり、 雨が百種の穀物を生じさせるという意味が込められているようで、昔から穀雨は田植えの準備をする目安とする時季とも言われています。 公園内の田んぼも、そろそろ田植えの季節を迎えそうです。     散策路の上空は、若葉模様 田植えも間近に…?(GWは直ぐそこに!) 季節は、「穀雨」 → 「立夏」 へと・・ 赤羽自然観察公園管理事務所

  • '24.04.14 【公園だより】黄金色?の花

    黄金色?の花   桜の開花が例年になく遅かった今年ですが、そのおかげで桜の下での入学式を迎えることができた、ピカピカの一年生も多かったのでは・・・・ 公園の桜も葉桜へと変わりつつありますが、散策路に残るピンクの花びらに桜を惜しみ、新たな春を探してみましょう! 今の時季、散策路沿いの至る所で見ることのできるオレンジ色~黄色い花の低木。 小判の黄金色をこれにたとえる、山吹色をした「ヤマブキ(山吹)」。 今が見頃です! お見逃しなく!   名残の桜・・・ これが、小判の黄金色? 散策路の至るところで遭遇・・・ 春は、草木の芽吹き・開花に合わせ、昆虫などの生き物も動きだします。 今度は生き物を探すこと

  • '24.04.04 【公園だより】清明の候

    清明の候   「きよあき」ではなく「せいめい」と読みます。 清明とは「 清浄明潔(しょうじょうめいけつ) 」を略したもので「すべてのものが清らかで生き生きしている」という意味。 陽の光がおだやかで、植物たちが芽吹き花咲く時季となりました。   ドレッドヘアのような、クヌギの雄花      紅葉が待ち遠しいモミジの若葉 夏にはナツヅタの壁がお目見え 個性的なモミジバフウの雄花 園路脇には可憐なスミレ 季節は、清明 → 穀雨 へと 赤羽自然観察公園管理事務所

  • '24.03.20 【公園だより】春分の候

    春分の候 春分とは「春に昼と夜の長さが変わる分かれ目の時季」のこと。 春分の日は、ちょうど昼の時間と夜の時間の長さが同じになり、春分を過ぎると少しずつ昼の時間が長く、夜の時間が短くなっていきます。 「暑さ寒さも彼岸まで」とも言います。桜の開花宣言は少し遅くなったようですが、 園内では見頃を迎えた花を見ることができるようになってきました。 春の高校野球も始まって、春はもうすぐそこまで・・・ ハクモクレン アンズ ユキヤナギ 一足先に、お花見気分で・・ 季節は、春分 → 清明 へと 赤羽自然観察公園管理事務所

  • '24.03.05 【公園だより】啓蟄の候

    啓蟄の候   啓蟄(けいちつ)とは「気候が暖かくなり、冬ごもりをしていた虫が目覚め外へ出てくる時季」のこと。 「啓」は「ひらく」、「蟄」は「冬眠している虫」を意味しています。 園内の草木からも春の訪れを感じるようになってきました。 そして、地上だけではなく水中からも春の気配が・・・・ まだ、朝夕は寒いですが一足早い春の気配を感じに公園を訪れてみませんか? 地面に眼をやれば「ツクシ」 眼を空に向ければ「ハクモクレン」   水中を覗いてみれば「蛙の卵」 季節は、啓蟄 → 春分 へと・・・(春のお彼岸デス) 赤羽自然観察公園管理事務所

  • '24.02.20 【終了】3/17(日) 星空観察会のご案内

    星空観察会のご案内 閉園後の赤羽自然観察公園で星空観察してみませんか? 星空案内人よる月や星にまつわるお話や解説を聞き、望遠鏡をのぞいてみましょう! 昨年秋の開催でご好評いただき、春の開催となりました。 今回のターゲットは「月」「木星」そして「すばる」を予定しています! 【日時】2024年3月17日(日) 18:30-20:00 ※18:15に西門集合受付 【場所】赤羽自然観察公園(多目的広場) 【料金】¥500(保険料含む )※未就学児無料・中学生以下は保護者同伴 【定員】30名様 【主催】赤羽自然観察公園管理事務所 【協力】NPO法人小さな天文学者の会関東地区 【申込】受付終了 ・返信メー

  • '24.02.19 【公園だより】雨水の候

    雨水の候   ここ最近、気温が上がったり、下がったり、体調管理に気を遣う日が続いています。 また、今週は雨予報が続いているようですが、考えてみれば季節は「雨水」。 雨水(うすい)とは、雪が雨へと変わり氷が解け始める時期のこと。 この時期に降る雨は花や木にとって養分をもたらす恵みの雨ともいえるため、 「養花雨(ようかう)」とも呼ばれるようです。 春一番も吹き、草木も芽生え始め、「三寒四温」を繰り返しながら春へと向かうのですね。   咲き始めた「沈丁花」 開花間近の「木瓜(ボケ)」 季節は、雨水 → 啓蟄 へと 赤羽自然観察公園管理事務所

  • '24.02.06 【公園だより】雪ウサギ

    雪ウサギ   立春を迎えたばかりだと云うのに、天気予報は雪・雪・雪… 気分的には、雨より雪(サラサラの粉雪)の方がいいのですが、今回のような水分を多く含んだ雪はいただけません!園内樹木の枝が雪の重みで折れる恐れもありますので・・・ そんな思いに関係なく、公園内は次第に白銀の世界へと変化しています。 雪国の人には笑われそうですが、年に一度か二度しかお目にかかれない風景。 5㎝でも積もれば交通機関は大混乱ですが、子供達にとっては雪遊び(雪合戦、雪だるま作り等)ができる絶好のチャンスです。 と、いうことで公園では、珍しいお客様をお招きしました。 一羽、二羽、、、何と、雪ウサギさん親子が遊びに来てくれ

  • '24.02.04 【公園だより】立春の候

    立春の候   暦の上では、節分を過ぎ「立春」。春の始まりです。 感覚的には冬真っ只中ですが・・・自然界は間違いなく春に近づいています。 日の入りが徐々に遅くなり昼の時間帯が伸び、木々の花や草花も咲き始めてきます。 年末から咲き始めた水仙は見頃を迎え、沈丁花も蕾を膨らませ、春告草との異称の「梅」もほのかな香りを漂わせてきました。 そして、地面に眼を向けよく見ると淡紫色が可愛いホトケノザの姿も・・・・ 季節の変わり目で、まだ寒い日が続きますが、一足早い春の兆しを探してみませんか?     淡紫色の「ホトケノザ」 雪中花とも呼ばれる「水仙」 三大香木の一つ「沈丁花」 春告草とは「梅」のこと 季節は、

  • '24.01.30 【公園だより】東北東

    東北東 今年の「恵方」は、東北東! 「恵方」とは、その年の福徳を司る神様「歳徳神(としとくじん)」がおられる方角のこと。 歳徳神は“年神様“、“正月様“などとも呼ばれ、日本では古くから親しまれている神様。 2月3日は節分。決められた方角を向いて恵方巻きを食べるのは、「何事も恵方に向かっておこなえば吉がもたらされる」という考えに基づき始まったとか。 と、云うことで園内各所での「恵方」を調べてみました。   管理棟前(管理棟を左に見て多目的広場方向) 多目的広場中央(管理棟側広場入口を背にして正面方向) スポーツの森芝生広場中央(競技場を背にして正面