【公園だより】白露の候
'23.09.08白露の候
「白露(はくろ)」とは、「草花に付いた朝露が白く輝いて見えるころ」という意味です。
日中はまだ暑さが続く時期ですが、朝晩は涼しい日が増え、その温度差で露ができやすくなってくるようです。
園内に響いていたセミの声も秋の虫の音に変わり、徐々に季節の移り変わりを感じるようになりました。
ご来園の際は、ちょっと耳を澄ませて、季節の移り変わりに触れてみては如何でしょうか。
また、9月9日は重陽(ちょうよう)の節句※。
家族の無病息災や子孫繁栄、不老長寿を願い、祝いの席を設けてみるのもいいですね。
アオマツムシ
季節は、白露 → 秋分 へと
※重陽(ちょうよう)の節句 ― 雑学メモ ―
五節句の一つ。中国の陰陽思想から、奇数は「陽」で縁起が良い数、偶数は「陰」で縁起の悪い数と考え、奇数の中で一番大きな「9」が重なる9月9日を最も縁起が良い日とした。また、旧暦(10月中頃)では、菊が咲く季節であることから、「菊の節句」とも。
赤羽自然観察公園管理事務所