【公園だより】夏至の候
'24.06.21夏至の候
今年の関東地方、遅れていた「梅雨入り」が発表されました。
平年より2週間程度遅かったようです。
やっと梅雨入りかと思ったら暦の上では「夏至」を迎えました。
日の出から日の入りまでの時間が最も長い日。
東京だと、14時間30分ちょっと。
昼の時間が9時間40分ちょっとと最も短い「冬至」に比べると5時間も長く、お日様の下で過ごせる訳です。
生憎、梅雨の時季と重なりますが、梅雨の晴れ間を見計らって、
また敢えて、傘を差して雨の公園を散策するのも楽し!かも知れませんね。
まだまだ楽しめる「紫陽花」
三大香木の一つ「クチナシ」
季節は、『夏至』→ 『小暑』へと・・・
“夏至” — 雑学メモ —
夏至の日の日照時間は、緯度により変わってきます。北へ行くほど長くなります。
例えば東京(緯度35度)だと、夏至の日の昼は14時間34分。
札幌(緯度43度)では15時間23分。
北緯66度(北極線)以北だと、夏至の日に日が沈まない「白夜」となり、
北欧の一部やロシアでは、夜の時間でも常に太陽が出ているという現象が発生します。
赤羽自然観察公園管理事務所